御三家に行きたい!2022中学受験 息子の記録

四谷大塚&SS麻布から、小6の11月にSAPIX一本化に切り替え、麻布中合格を目指す息子の記録です。

6年生でも学童入室

ここ最近、「学童でもクラスター発生」とか
「学童待機で入れない」などの記事を目にします。
そういう記事から心理的に「学童控え」が起こっているのか
我が家の近所の学童は9月時点でも空きがあったため、
9月から息子は昼間は学童で過ごすことにしました。


コロナ前だと、2年生でも4月の審査で入れない子がいるくらいの
小学生がいる学童だったので、「6年生で9月入室」は
学童初かもしれません。もちろん、6年生は一人です。


6年生で、受験生で、学童入室?!とビックリされますが、
意外と本人は楽しんで行っています。


というのも、8月の最終週からは、それまで丸一日あった塾の予定も
なくなり、朝から夕方まで家で一人。
在宅ワークで父が家にいればまだいいですが、
完全に一人になると、「なんか物音がする、怖い」「いつ帰ってくる?」
と一時間おきに電話がかかってくるようなさみしん坊くんなのです。


その上、時間管理もできず、朝から好きな本読んで、
眠くなって昼寝して、寂しくなってテレビつけて見て、
犬と遊んで、夕方ちょこっと勉強する、という生活。
これでは、帰ってから過ぎてしまった時間を悔やみイライラMAX!
状態でした(^_^;


学童に行きはじめてからは、
学童の漫画を読んだり、年下の子とボードゲームをやったり、
庭で鬼ごっこをしたりはあるものの、
ある程度先生が、机に向かう時間、食べる時間、おやつの時間と
定例管理をしてくれるので
メリハリがついているようです。
少しですが、課題も進んでいます。


夏休みが延長になり、午前授業も1か月続くので、
学童に入れてよかったです。

受験生のマネージャーとして

これまで息子とは、勉強のことで何度もぶつかることもありましたが、
この時期にあっては、「勉強をやらせる」のではなく
「勉強をやりやすくする」ことに徹することを、
私の心構えとすることにしました。


やらなきゃいけないことは息子も分かってる。
一番結果を出したいのは息子。
なのに、始められないのはなぜ?と考えてみると、
塾や学校の「大量のやること」のせい!
日曜のSS麻布も始まり、
SAPIXの大量の教材も整理しきれなくなっています。
12歳でそれらに優先順位をつけて、
限られた時間で処理していくのは難しそうです。


今まで「塾の宿題やったの?」と声をかける程度で
塾任せでしたが、
今更ながら、やることを絞り、期限をつけることを
手伝うことにしました。



息子の場合、国語は好きで、過去問も授業も自分で進んで
やっているので、国語は塾にお任せすることにしました。


①算数は基礎が抜けているので、
SAPIXの「基礎力トレーニング」10問を
毎日時間を見つけて取り組み、丸付けを私が担当。
 →人に見せることがモチベーションになっているようす。


②SS麻布教材の間違え直し。
 その週の間違え箇所に付箋を貼り、
 科目別にクリアファイルに入れて、
「今日やってね」と渡す。
 →これはSAPIXの保護者会でも志望校受験にむけて
  最優先と言われていたので、絶対やる!


③1週間に1回分程度の過去問。
 コピー担当。


④理社の苦手分野のコアプラスを、風呂上りなどに
 一問一答形式で出題する。
 →コロナ前にいった難関校の学園祭で、生徒に勉強法を聞いたら
  ほとんどの子が「理社はコアプラスやれば大丈夫!」と口を
  そろえて言っていたので、弱点:理社の息子には必須!


大事なのは、その週にやりきれなかったことは、
潔く諦めること!そうしないと、毎週積み残しだらけで
いやになるかなと。。
ここまで絞って、ようやく毎日家に帰ると少しずつ手が付けられている
ようになってきましたが、漫画も読んだりしてるので、
他の子に比べるとまだまだかなぁ~~。

夏を終えて、成績に変化の兆し?!

ようやく今日で、小学校の長い長い夏休み最終日です。
来週からは学校の午前授業+給食が始まります。


受験生小6の大切な夏休みをどう過ごしたか、
我が家の場合はこうでした。


夏休み前7月の塾の面談で、
第1志望校を全く想定外の麻布中学に設定しました。
とはいえ、親としては
「本当に2月1日を麻布にかけていいのか」?
「記念受験」ではなくて
「1パーセントでも合格できる可能性があるのか」
という疑問をクリアにする期間でした。


四谷大塚には麻布に特化した麻布コースがありますが、
選抜式です。最低でも麻布50%合格ライン(=Y偏差値63)
が必要ということでした。
7月の合不合でその偏差値を取れれば入れてもらえるということでしたが、
万年Bコースで、4月の合不合も偏差値57。
案の定、7月合不合は偏差値55に下がり、あえなく麻布コースに入れずでした。


それでも四谷大塚の先生は、過去問を5年分やらせて採点してくださり、
到底合格最低点には届かないものの、
記述が取れているので訓練すれば大丈夫!と背中を押してくださいました。


本当にこのまま麻布に向けて突っ走るなら、
入室テストさえ受かれば麻布コースに入れてもらえる
SAPIXしかない!と、夏期集中志望校別特訓(5日間)からの
9月からSS麻布に通うことに決めました。
どんな偏差値でも受け入れてくれるSAPIXは
意外と懐大きい塾なんですね。
というかキャパシティに余裕があるということなのかな。



そして、夏休み前半は四谷大塚の夏期講習で4科の総まとめをして、
後半はSAPIXで麻布特訓で鍛えられた結果、
9月の四谷大塚の組分けでCコースにランクアップしました!
息子がんばった!四科偏差値60です。
いつも偏差値50を超えない社会が、得意分野が出たのか
60取れていたのが勝因のようです。
理科は相変わらずの44。


ただ、診断表を見てみると、8割以上の子が正答できた問題を
どの教科でもちゃんと正答できていたので、
やはり基礎をしっかり固めることが大事なんだと実感しました。

ドラマ「二月の勝者」10月16日スタート

このタイミングで「二月の勝者」がドラマスタートするなんて、
いい刺激になりそうです。
中学受験生とその親の心の支えになる
どんなメッセージが出てくるか。


「ドラゴン桜」も息子と楽しみにみながら
桜木先生の言葉を胸に刻んでいました。
なんで勉強するのか、なんで学校にいくのかなど
学校ではズバッと答えてくれない問いを
子供にも大人にも分かりやすく話してくれる
ドラマは、休憩がてら息子にも見せたいです。

残り時間の見える化に、ダイソーの付箋

「あと21週間」というのが、イマイチ息子にはピンと来ていないようで、
テレビを見たり、のんびり長風呂したり、漫画を読む時間が
あっという間に流れていきます。


無理もないか。たった12年間しか生きていない息子にとっての
1週間は40年生きた私の1週間よりも長く感じていることでしょう。

そう思い、ダイソーの1週間のタスク付箋を21枚、
リビングの壁に貼ってみました。


塾や学校のイベントや模試の予定も書きこんでみると、
21週間の間に予定が詰まっていて
あまり時間がないことが一目瞭然です。


先週はじめて、先週が終わった日に、1枚とって捨てて、
「あとこれだけしかなくなったよ!!」と言うと
「なんか、追い詰められてる?」とあまり差し迫った様子はない
息子でしたが、少しは心理的効果があったと思いたいです(汗)


今では、ここに、取り組む過去問をカラー付箋で貼っていき
過去問のコピーを準備する私のスケジュール管理にも使っています。